
こんにちは、MOSいろいろ勉強中のすぐこです。
今回は、先日合格した「MOS Word Specialist 2016 」試験についての体験談をシェアしたいと思います!
なんで365とかじゃなくてそんな前のを取ったかって?PCが対応してるバージョンがコレだったんだよぉ^o^
それはおいといて…私自身もMOSを受験する前は何をどのくらい勉強すれば良いのか不安でしたが、実際に受験してみると学べることがたくさんありました。

仕事にも趣味にも幅広く使えるスキルなので、MOSは職業や年齢に関係なく受けておいて損はないと思います!
個人の体験談ですが、参考になれば。2016バージョンなりに。
なお、合格するまでの勉強時間は3週間程度でした。
これから受験を考えている方や、試験準備で悩んでいる方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
前提として、MOSの受験者IDの登録は済んでいるものとして話を進めていきます。
そもそもMOS Word Specialist試験とは?

MOS(Microsoft Office Specialist)とは、Microsoft Office製品に関する国際資格で、WordやExcel、PowerPointなどのスキルを証明できるものです。
MOS Word Specialist試験は、Microsoft Wordの基本操作に焦点を当てた試験となっています。
Wordは仕事や学習など広い分野で使われているため、しっかりとスキルを身につけておくことは大きな強みになります。
特にWord Specialistの資格を取得すると、Wordを効率的に使いこなせる証明となるため、就職やキャリアアップに役立ちますよ。
試験は基本的にパソコン上で行われ、制限時間内に与えられたタスクをこなす形式です。
問題の内容は、文書やフォーマットの設定、ヘッダーやフッターの操作、図の挿入など、Wordの一般的な機能を使うものが中心になっています。
普段何気なく使っている機能でも、改めて勉強すると「こんな便利な使い方があったんだ!」という発見があり、学習そのものも楽しかったです!
MOS Word Specialist試験準備で私がやったこと

私が実際にやってよかったことや、役立った教材についてお話しますね。
テキストを2周する
MOS公式サイトでは、対策教材としてFOM出版と日経BPのテキストが紹介されており、私が使用した教材は、FOM出版の方でした。

私が使用したのは前バージョン(2016)なので、最新版をお使いの方はこちらをどうぞ。
このテキストが1冊あれば、十分独学で合格できます!
- MOS公式サイトで公表されている出題範囲に合わせた内容
- 解説と練習問題(実際にWordを立ち上げて解いていく)を繰り返して細かく進んでいく
- その他の操作方法やショートカットが書いてあり、覚えておくと助かる知識が増える
- 操作に必要な手順が細かく書かれており、図も豊富で理解しやすい
- 練習問題の解答にはマーキングがあるため、操作画面のどこを見れば良いのか分かりやすい
- 章末の確認問題が小テストになっている。理解度の確認に便利!
テキストに付属の模擬試験を解きまくる!!
出題範囲の学習が終わったら、模擬試験で試験の形式にしっかり慣れましょう。
テキストに付属している模擬試験がかなり大切ですので、ぜひ活用してください!初心者がコレを使わずに初見ではなかなか合格できないと思います。
模擬試験を何度か解くことで、本番での問題形式やタイムマネジメントの感覚がつかめます。
2016バージョンのテキストには、5回分の模擬試験が収録されていました。問題をランダムに出題する機能もついていましたよ。
(おまけ)模擬試験を解いていく中で分かったこと
実際に模擬試験をやってみて、最初に気づいたのは「時間配分が難しい」ということでした。
1問の問題の中でやる操作が多く、細かい設定や似た名前の操作が多いため、手間取るとすぐに時間がなくなってしまいました。
また、普段からWordを触っていたこともあり、手癖で解いてしまって機械判定では不正解に…笑
そのため、模擬試験を繰り返し受けて、問題文のクセを理解したり、問題を見た瞬間に何をすべきかを瞬時に判断できるようになるまで練習しました。
タイムマネジメントを意識して問題に取り組むことで、試験本番でも余裕を持って解けるようになります。

模擬試験は5回分をそれぞれ3回〜4回ほど解いて対策すると正解率が9割を超えてくると思うので、このタイミングで試験申し込みをすれば合格できる可能性がだいぶ高くなると思います!
MOS Word Specialist試験 受験当日の流れと心構え

試験当日、意外と気になるのが当日の流れや実際の試験環境ですよね。
私もWord SpecialistははじめてのMOS試験だったので、ちょっと緊張していました。
ここでは、私の体験をもとに当日の流れと心構えについてお話しします。
試験会場に早めに到着すること
試験会場には、15分前には到着しておくと安心です。
混み合う会場だと人数が多いため、本人確認に時間がかかるなどスムーズに進まない可能性もあるためです。
私が受けた会場は大きい会場ではなく、また席数が少なく空いていたので、わりと落ち着いて準備ができました。
持ち物は本人確認のための身分証明書、パソコンにログインするためのIDとパスワードを書いたメモを忘れずに持参してください。
試験時間とペース配分
MOS Word Specialistの試験時間は50分です。
思ったより短いので、解くペースには注意が必要です。画面に出る残り時間との戦い…
私は愚直に最初の問題から解いていったのですが、変な解き方をしていないか気になり、途中で何回かリセットしてはじめから解き直しました笑
それでも15分くらいは余ったので、模擬試験を繰り返して解いていたのがここで効いたんだと思います!
落ち着いて、一つひとつ確実に解答する
試験中はつい焦ってしまいがちですが、落ち着いて一つひとつのタスクをこなすことが大事です。
1問1問が独立した形式なので、前の問題のミスが次に影響することはありません。
落ち着いて問題を解いていけば、ミスをしても次の問題で挽回するチャンスは十分にあります。
問題の中にはサービス問題やなぁ〜と思われるものも何問か出ますので、この辺を着実に、かつちゃちゃっと取っていき、難しめの問題にじっくり取り組みましょう。
試験後に結果確認をする
試験が終わると、すぐにその場で結果が表示されます。これもMOS試験の良いところですね!いちばんドキドキしますが!!
私の場合は結果を画面で確認後、試験官を呼んで結果をプリントアウトしてもらい、試験終了という流れでした。
得点が映っている結果画面を一緒に確認するのはちょっと恥ずかしかったです笑
MOS Word Specialist試験 合格のポイント
試験の合格基準は700点以上ですが、実際には問題ごとの配点が非公開で、間違えた場合にどこで何点を落としたのかは教えてもらえません。
実感としては、以下のポイントが合格に大きく影響したと感じます。
機能の理解を深める
Wordの機能は数多くありますが、その中でも試験でよく問われる「スタイル設定」や「表の挿入・編集」「図の挿入」「段落とセクション区切りと改ページ」などは、特に重点的に復習しました。
これらの機能は実際の仕事でも頻繁に使うので、理解しておくと日常の作業効率もアップしますよ。
特に図の挿入は、余白や配置系の問題がやたら合格判定厳しかった思い出があります^^;図の問題が出たらとりあえず警戒していました笑
実際の業務では問題のない操作が試験だと機械判定で不正解になるので、機械判定に合わせた勉強をしないといけないのはこの試験の難しいところかな〜と思います。
模擬試験での反復練習
個人的にコレに尽きますまじで。このトピックだけで記事1つ書いたくらいお伝えしたいことです。
こちら。
実際の試験形式に慣れるためにも、模擬試験を複数回解くことは絶対に役立ちます。
特にタイムマネジメントと問題文を解釈する力を養うためには、繰り返しの練習が欠かせません。
時間管理を徹底する
問題に取り組む前に全体をざっと見渡して時間配分を考えると、後がラクになると思います。
難しい問題に時間をかけすぎず、手早く解ける問題で点数を確実に稼ぐ戦略が重要です。
私はこのへんが個人的に苦手なので、1問目から正面きってガンガンぶつかって行きますが笑
満点取らなくてOKです。7割正解できれば合格ですからね!
まとめ|模擬試験をしっかり周回して対策すれば合格できる!

MOS Word Specialist試験は、しっかりと準備すれば決して難しい試験ではありません。
Wordの機能を学ぶことで、仕事や日常の文書作成がさらに効率的にこなせるようになるのは大きなメリットです。
これを知っていると、GoogleドキュメントやPagesなどのWordに似た機能を持つアプリケーションも使いやすくなりますからね!
この記事があなたの試験対策につながれば嬉しいです*^^*