こんにちは、読書の秋ですね!すぐこです。
最近、興味深い本を読みました。
「妻がマルチ商法にハマって家庭崩壊した僕の話。」(ズュータン/著、ポプラ社)
という本です。
みなさんの中にもマルチの勧誘に遭った経験のある人、いるのではないでしょうか?
社会人なりたての頃、職場の人から飲み会に誘われて行ってみたら「夢とかある?(鍋チラッ)」な展開で勧誘されたことがある(勧誘目的と言わずにアポを取るのは特商法33条の2違反だそうです)ので、あぁ〜分かるわぁ〜と思いながら読みました^^;
読後の感想として、勧誘して来たあいつ絶対許さん…^o^ という思いの再燃と共に
(マルチ商法ってなんか雰囲気が最近話題の闇バイトと似てるなぁ)と思いました。
どちらも、危険な香りがプンプンする言葉ですよね…。
「具体的に何がどう危険なのか?」
「闇バイトとマルチ商法って、何が似ているのか?」
そんな疑問を持つのはきっと私だけではないはず。
そこで今回はこの2つの危険な勧誘から身を守るため、闇バイトとマルチ商法の共通点5つについて解説していきます。
闇バイトとマルチ商法、5つの共通点!
一見異なるように見える闇バイトとマルチ商法ですが、どちらも根底にあるのは金が欲しいんじゃ!ですよね。
ほかにも法的リスクがあったり組織ぐるみで秘密主義など、多くの共通点があります。
それぞれ見ていきましょう!
「甘い言葉」で勧誘してくる
闇バイトもマルチ商法も、たいてい「短期間で高収入」を謳っています。
ほか、「楽して稼げる」「簡単作業」といった甘い言葉で勧誘してくるところも共通しています。
ターゲットは「情報弱者」
闇バイトもマルチ商法も、違法行為であるという認識が低い人や、法的な知識や専門知識が少ない人を狙って勧誘してきます。
例えば以下。
- 学生や若年層
- フリーターや非正規雇用者
- 主婦や在宅ワーカー
- 経済的に困窮している層
- 社会的な孤立層
というかこんなん、当てはまる人めちゃ多くないですか?^^;
私の場合は、同期達から社内にマルチ勢がいるとの情報が回ってきていたので、なんとかハマらずにすみました(圧倒的感謝)(飲み会で被弾したけど笑)。
気づかないうちに闇バイトやマルチ商法に引き込まれてしまう可能性がありますので、普段から十分注意していきましょう。
組織的に、秘密主義的に行動している
どちらも個人ではなく組織的に運営されているケースがほとんどですよね。
巧妙なマニュアルやシステムによって、会員や参加者を増やして利益を上げているんです。
また共通して秘密主義が特徴的で、参加者やその家族には情報を隠したり操作したりする例が多く見られます。
最終的に「犯罪」に巻き込まれるなど、法的なリスクが高い
どちらも軽い気持ちで参加してしまうと犯罪に巻き込まれ、逮捕されてしまう可能性が十分にあり得るものです。
闇バイト:
- 違法な仕事を行うことが前提
- 闇バイトは労働契約がないため、トラブルがあっても法的に救済されることがほとんどない
(例:賃金の未払い、労働環境の問題など)
マルチ商法:
- ビジネス構造そのものが消費者法に違反している場合あり
(例:高額な初期費用や商品購入が条件となるなど、参加者に負担を強いるケース)
安易な誘惑にホイホイ乗らず、自分や大切な人を守るための選択を心がけましょう!
「社会的な信用」を失う可能性がある
社会的な信用を失い、就職や結婚、友人関係など、様々な場面で困難に直面する可能性も否定できません。
闇バイト:
急に高額な収入があった場合、身近な人から不審がられたり金銭の出所を疑われるケースも。
マルチ商法:
深く関与すると周囲に「怪しい人」「信用できない」と思われてしまい、信用を取り戻すのが困難になります。
知人や友人からあいつ絶対許さん…^o^とか思われたくないですわ〜。
(おまけ)闇バイトとマルチ商法の効果的な対策方法
巻き込まれないように対策についても知っておきましょう!
- 不自然な高収入の約束は疑う(相手の方から来る甘い話には裏がある)
- 知らない人からのSNS勧誘には応じない
- 具体的な内容を必ず確認する
- 契約書や規約をしっかり読む
- 少しでも怪しいと感じたら、はっきり断る(重要)
また、万一何かあった時は以下の相談窓口を活用することをおすすめします。
まとめ|甘い言葉の裏に潜む危険を見抜こう!
今回は、闇バイトとマルチ商法の共通点について解説しました。
「楽して稼げる」といった甘い言葉の裏には必ずと言っていいほど危険が潜んでいます。
すぐ誘いに乗らないで、冷静に状況を判断することが大切です。
もし少しでも怪しいと感じたら一人で抱え込まず、信頼できる大人や専門機関に相談してくださいね!