こんにちは、ITに強くなりたいすぐこです。
ちょうど本日、ITパスポート(Iパス)試験に挑んできました(合格見込み)。
理系は理系でも非IT系である化学(マテリアル)系だった私ですが、一発合格できました。
今回は、非IT系のIパス試験体験記をお伝えしていきますね。
経営論とか一般常識的な問題も多くてそんなにITITしてなかったので、化学系の人もおいでよIパスの森。
- ITパスポートに興味はあるけど、勉強法に不安がある人
- とにかく試験って言葉を聞くだけでドキドキしちゃう人
- 初めての資格試験に挑戦してみたいなと思っている人
- 理系出身だけどIT知識がほぼゼロな人
ITパスポート試験を受けたきっかけ
- 学生の頃に恩師からIパス取得をおすすめされていて、
- 気になってはいたのですがズルズル後回しにしており、
- 時間ができたのでついに受験したよ〜
という特に面白みはないあらすじです。
ITパスポートって何?基本からさらっとおさらい
ご存知の方も多いとは思いますが、「ITパスポートってなんぞ?」ってとこからスタートしましょう。
簡単に言うとビジネスとITの基礎知識をまるっと身につけるための資格で、範囲はかなり広めです。
経営、セキュリティ、ネットワーク…などなどいろんな分野が詰まってます。
専門的な知識がなくても合格できる点が初心者には嬉しいところですが…
この記事に試験の概要をまとめていますので、合わせてどうぞ。
ITパスポート試験の勉強法や使ったテキスト、ツールについて
範囲が広く浅くなので「とにかく全体像をつかむぞ!」と意気込み、購入から半年放置していたテキスト学習から始めました。
- 全体の勉強時間としては、120時間〜150時間(2ヶ月)
- 勉強方法は、テキスト3周+過去問道場の直近10年分1周+令和の試験分を1周+ランダムに500問くらいを解く
使用したテキストは界隈でド定番のこちらです。(そろそろ新しい年度版が出ると思います)
イラストや図解が多めで視覚に訴えてくる点が分かりやすく、私に合っていました*^^*
マスコットキャラクター的な海賊さんがいまして、名前と年齢がテキスト終盤で判明するのですがちょっと衝撃でした笑
あとは、以下をフル活用しながら勉強すればOKです。
特に2024年10月受験分からシラバス(試験範囲)が新しくなり、新用語が100語ほど追加されたらしいので、解説動画が上がっていたのはありがたかったです!
10月の上旬に試験予約をとっていたのですが、新シラバスの存在に気づいたのが9月終わりだったため、めっちゃくそ焦って試験日1ヶ月ずらしました笑
IT関連のストラテジ系、マネジメント系の用語が初耳なものばかりだったので、情報の授業で詰め込んだ知識をフル動員して理解するようにしました。
それでも聞いたことのない単語もたくさんあったので、日頃からお世話になっているわわわIT用語辞典をだいぶ使わせていただきました。
この試験、ビジネス関連の用語多いし社会人経験があるとだいぶ有利なんじゃなかろうか。
試験直前の対策など。苦手分野は思い切って捨てるのもアリ
試験直前は苦手分野を集中的に解いたり理解したりするのがおすすめです。
特に「セキュリティ」と「ネットワーク」あたりは、カタカナ多めでそれぞれの役割も細かすぎて被るし手強いな〜と感じていたので、試験3日前あたりからその分野の過去問を解きまくりました。
6割正解で合格できますので、どうしても苦手だな〜という分野は思い切って捨てましょう!
私はプログラミング関連と作業効率(何人、何日必要か)の計算を捨てました^^
【本日のメイン】ITパスポート試験の様子など
模擬試験を重ねていたおかげで、意外と冷静にいけました。
身分証明書と確認票を持っていくこと!
受付時に、以下の確認をされました。
- 写真付きの身分証明書あるか?
- 顔(本人確認)
- 試験の確認票あるか?
試験の確認票は、Iパスの受験申込をしたサイトのマイページにありますので事前に印刷して持って行きましょう。
私は確認票の印刷を忘れていたことに家を出る5分前に気づき慌てて印刷したので、余裕を持って準備してくださいね^^;
座席の状況など
計算問題がありますが、座席に紙とシャープペンシルが置いてありますので自分で用意する必要はありません。(試験終了後に回収されます)
会場の音が気になる人は耳栓を準備しましょう!
私の受けた会場には、パソコン近くに備え付けっぽいゴツめのヘッドホンが置いてあり、「音が気になる方はご自由にお使いください」と書いてあったのでありがたく使わせていただきました。
他の人の筆記音や立ち上がる音で気が散る方でして…
真後ろに座っていた人のクソデカため息が5回ほど、ヘッドホンしてても聞こえたので周りの人もうるさかったやろなと…笑
何をそんなに思い詰めてたんだ…勉強が間に合わなかったのかな…どんまい…
試験の進め方について
問題数が100問と多いので、
こいつ…分かるぞ!解けるぞ!見たことあるぞ!
な問題からサクサク進める作戦で、時間配分を意識しながら解いていきました。
ちょっとでも解答に引っかかる問題があったら、「あとで見直す」機能をどんどん使っていくのがおすすめです。
私は計算問題が大嫌いなエセ理系なので、計算問題のようなカタチをしたもの(表とか、選択肢が数字の問題とか)や解答に時間がかかりそうな問題は全飛ばし(合わせて12問くらい)し、1周終わったのが60分経たないくらいでした。
時間的に余裕があったので、全体の見直しをしつつ計算問題の解けそうなものから解いていき、95分時点で試験を終了しました。
所感とか
- 過去問道場と全く同じか似た問題も何問かありました。やってて良かった〜〜。
- 新シラバスの用語は…あんま出なかったような…
- 計算問題は落ち着いて見てみると計算なしの理論ゴリ押しで解けるものも多く、実際に紙に書いて解いた問題は5問程度だった気がします。いとありがたし。
- イノベーター理論系の問題が2問あり、この問題さっき出たよな…とちょっと笑いました。
CBT試験の性質上、出題に偏りがあるみたいです。
わわわIT用語辞典の記事でばっちり理解できていたので、ラッキーでした笑
合格しての振り返り
結果は無事に合格!(800点台)
初のIT分野の試験でしたが、ヤマ勘理系ならではの分析力も大いに役立ったかなと思います。
やはり過去問は正義ですね。
普段からITの知識に触れていない人は、テキスト学習だけでの合格は難しいと思います。
過去問からちょっとひねって出題される問題も多く、ただ過去問の数をこなすのではなくて、意味をきちんと理解することが重要だと感じました。
まとめ|非IT系だから…と身構えなくてもOKな試験でした!
以上、私のIパス試験体験記でした。
正直化学系とかあんま関係なかったですね…。暗記が多いし、むしろ文系の人の方が得意そう(偏見)。
- 業務の流れとかシステム開発の流れがどんだけ分かってるか?
- 暗号化の方法とかウイルスの種類の区別ついてるか?
- AIとかの最新知識をちゃんと持ってるか?理解してるか?
などが大事な気がしました。
ただ、社会人として知っておくと本当に役立つ知識が多いので、この試験や学習を経ると業務の解像度は格段に上がります!
今まで呪文に聞こえていた横文字やアルファベットが分かる状態になりやすいというか…
興味出たかも。という人は本屋さんでテキストをパラパラ見てみたり、YouTube動画を観てみてください。
今回の記事が、ITパスポートにチャレンジするきっかけになればうれしいです!
「いちばんやさしい〜」のテキストに書いてある「頻出問題」と書いてある項目は試験直前にやっといて損はないです笑