こんにちは、HTML初心者すぐこです。
HTMLの「リンク」を設定する時に登場する<a>タグって、どうして「a」なんだろう?
「link」でもよさそうなのに、なんで「a」なの?
と疑問に思ったことはありませんか?
HTMLを学び始めたばかりだと、タグの意味がわからず暗記に頼ってしまうことも多いですよね。
<a>タグはよく使うので、せっかくなら意味まで覚えたいところです。
この記事では、HTML初心者の方に向けて<a>の由来をわかりやすく解説していきます!
- HTMLを勉強し始めた初心者
- プログラミングを学ぶ中で疑問を解消したい方
- <a>タグについてもっと詳しく知りたい方
HTMLでリンクが「a」な理由を解説
さっそく<a>タグの謎を解き明かしていきましょう!
「a」は「anchor(アンカー)」の略
HTMLの<a>タグは、「anchor(アンカー)」の略です。
アンカーとは、日本語で「錨(いかり)」の意味。
この名前が付けられた理由は、リンクが「特定の場所を指し示す」役割を持つからなんです。
「anchor」がリンクとどう関係あるの?
錨は、船を特定の場所に固定するために使うものですよね。
HTMLのリンクも、以下のような役割があります。
- Webページ上の特定の場所を示す
- 別のページへ移動する
つまり、<a>タグは、まるで錨のように、特定の場所へユーザーを結びつける役割を担っているんです。
どうでしょうか?「anchor」という言葉の由来を知ると、<a>タグが少し身近に感じられる気がしませんか?
しかしこういう用語のネーミングセンス、遊び心あるし秀逸すぎて嫉妬するレベル^o^
なぜ「link」じゃなくて「a」なの?
「a」がリンクを表すなら、「link」のような分かりやすい名前でも良さそうですが、そうならなかったのには理由があります。
HTML初期の段階で役割が分けられたから
HTMLでは、役割を細かく分けることでWebページの構造が整理されます。
「a」はリンクを設置するだけでなく、文中の特定の箇所をマークする役割も兼ねていました。
一方、「link」という名前は、別の用途(スタイルシートやメタ情報のリンク)に使われています。
どっちか一つで足りるんじゃね?と思いますが、きっと英語のニュアンス的なものがあるのでしょう……
シンプルな設計になるように決められたから
HTMLはプログラムとしてシンプルにすることが重要でした。
「短い名前=書きやすい・読みやすい」という考え方から、1文字で記述できる「a」が採用されたのです。
まとめ|タグの背景を知ることで、HTMLへの理解をより深めよう
今回は、HTML初心者の人向けに、<a>の意味と由来について解説しました。
HTMLのリンクが「a」なのは、以下の理由がありましたね。
- 「アンカー(anchor)」に由来
- シンプルな記述にしたい、という初期HTMLの設計思想
普段何気なく使っているタグにも深い意味があることが分かると面白いですよね^^
焦らずマイペースに、HTMLの学習を進めていきましょう!