
こんにちは、先日まで親知らず4本抜歯で入院していたすぐこです。無事生還&ブログ更新できてうれしみ。
ところで、入院が決まると治療以外にも気になること、たくさんありますよね。
特に初めての入院となると、勝手が分からず不安な気持ちでいっぱいになってしまう方もいるのではないでしょうか?
入院生活を快適に過ごすためにはどんなことに気をつけたら良いのか、あれこれ考えてしまいますよね〜。

その中でも特に気がかりなのが……
「個室と大部屋どっちがええんじゃい」問題!!
この記事では、個室と大部屋どちらも経験した私が、それぞれのメリット・デメリットを解説していきます。
とはいえ個人的には、
- よっぽど長期入院でない限り
- よっぽど高価な部屋でない限り
- よっぽど寂しがりやでない限り

個室一択っしょ??
です。
でもそこは人それぞれなので、せっかくなのでこの記事で比較していただいて、自分に合った選択をしてくださいね!
- 個室と大部屋どちらにしようか迷っている人
- 入院を控えている人
- 入院生活を快適に過ごしたい人
個室のメリット

他の患者さんに気を使わず過ごせるのは、病室という非日常空間で大きなメリットになります!
個室メリット1. トイレや洗面所を自由に使える
あえて1番めにこの項目を持ってきました。
というのも、個人的に特にこの点がかなり高ポイントだから!
個室の場合は、トイレや洗面所が専用でついていることがほとんどです。
私の場合抗生剤を投与されていたため、腸内フローラが乱れまくってお腹がゆるくなりがちで、トイレの音を気にせず済んだ点だけでも個室にして良がっだぁぁぁ〜〜〜^p^と思いました!!
個室メリット2. プライバシーが確保できる
よく言われている個室の魅力は、プライバシーがしっかり守られることですよね。
手術をする場合、前日〜当日に
- 看護師さんたち
- 執刀の先生(主治医)
- 麻酔の先生
など意外とたくさんの人と話す(あいさつする)機会があります。
個室なら先生や看護師さんと話す内容が他の患者さんに聞かれることはありません。
個室メリット3. 静かな環境で休める
- 他の患者さんの話し声
- テレビの音(音漏れ)
- 食事の音
- トイレやいびきなどの生活音
と、大部屋ではとにかく音が気になります……!

個室は自分だけの空間なので、回復に集中できますよ。
逆に、自分のいびきの音が大きくて周りに聞かれないか心配……という人も、個室なら気にせずに済むので良い選択肢になると思います。
私は自分の生活音(食べているときの音など)を知らない人に聞かれるのが苦手な部類のヒト科なので、その点でも個室一択でした……笑
個室メリット4. 面会が自由にできる(面会制限がある場合を除く)
面会も時間や内容を気にせず自由に過ごせます。
友人や家族とリラックスして過ごせる環境が整っているので、精神的にも助けられますよ。
ただし今のご時世ですと、

面会は20分以内、病室ではなくラウンジで!
といった面会制限がある病院もあります。病院の方針に従いましょう。
個室メリット5. 感染リスクを抑えられる
大部屋では共用部分が多いため、どうしても感染症のリスクが高くなりますが、個室であればその心配が少なくなります。
特に今はコロナの心配もありますし、風邪やインフルエンザが流行る季節も個室の安心感が増しますよ。
個室メリット6. 消灯時間関係なく過ごせる
なんと個室は消灯時間がありません。※病院によるかも?

入院初日、個室の価値の大きさを噛み締めたものです。
静かに本を読んだり、動画を観てリラックスしたり、時間を気にせずゆったり過ごせますよ。
ただし、以下の点に注意しましょう。
個室のデメリット

もちろん、個室にはデメリットもあります。選ぶ前にこれらも理解しておきましょう。
個室デメリット1. 費用がかかる
個室の最大のデメリットは、なんといっても費用が高い!点です。
自分で希望した場合、個室は保険適用外の差額ベッド代がかかります。
金額は病院によって異なりますが、1日数千円〜数万円と高額になる場合もあるので、長期入院の場合は特に注意が必要です。
個室デメリット2. 孤独を感じやすい
大部屋とちがい、周りに他の患者さんがいないため一人の時間が増えます。
コミュニケーションを取りたい人や、長期入院の人にはこの「静かすぎる環境」が寂しく感じられることも。
今回の私の場合は、
- 食事の配膳・引き取り
- 部屋の清掃(スタッフさんが掃除してくれる)
- 検温、血圧測定
- 点滴交換
- シーツ交換
以外は基本的に一人でした。
が、
- 入院に備えて買い込んでおいたダンダダン1~17巻セットを2周したり
- ダンダダンに導かれMMTの動画(音が出ます)を観た結果、経済学に少し詳しくなったり
してわりと充実した時間を過ごしていたので何も問題なかったです笑

【出典:ダンダダン(2) 第9話 『会えないじゃん』】
個室デメリット3. 緊急時の助けが得られにくい
大部屋では周囲の患者さんが異変に気付いてくれることもありますが、個室ではそれが期待できません。
そのため、何かあった場合は自分からナースコールの対応をする必要があります。

自分の体調を考慮して大部屋を選ぶのは断然アリです。
個室デメリット4. 看護師さんが気付きにくいことも
ナースステーションから自分の病室が離れている場合、異変があっても対応が遅れる場合があります。
ただし、看護師さんの手が空いておらずすぐに対応してもらえないかも……という可能性も考えておきましょう^^;
大部屋のメリット

ここからは大部屋のメリットについて見ていきましょう!
入院期間が長くなるとコストが気になりますよね。
大部屋なら、1日ごとに積み重なっていく部屋代を気にせず心穏やかに過ごせますよ。
大部屋メリット1. 費用を抑えられる
大部屋の最大のメリットは、入院費用が安く済むこと!
一般的に、大部屋(4〜6人部屋)は追加料金がかからないか、かかっても個室に比べてかなり安価で済みます。
医療費の負担が気になる方にとっては、大部屋はかなり魅力的ですね。
大部屋メリット2. 周囲の患者さんと交流できる(かも)
同室の患者さんと会話をしたり、お互いに励まし合ったりできるのも大部屋の魅力です。
病気や手術に対する不安を共有できる仲間がいることで、精神的な負担が軽減されることもありますよね。
大部屋メリット3. 看護師さんに気づいてもらいやすい
大部屋は複数の患者さんがいるため、看護師さんが頻繁に巡回する傾向があります。
何か体調の変化があったときでも気づいてもらいやすく、安心感があります。
特に一人での入院が不安な方にとっては、常に誰かがいてくれる環境が心強いポイントとなるでしょう。
大部屋メリット4. 生活リズムが整いやすい
大部屋では消灯時間が決まっており、無理やり自然と規則正しい生活を送りやすくなります。
個室だと自由な生活ができる反面不規則になりがちな面もあるため、決まったリズムがある大部屋は意外とメリットが大きいです。
大部屋のデメリット

コストとプライバシー確保はトレードオフで悩ましいですよね……!
入院期間や経済状況をよく考えて選びましょう。
大部屋デメリット1. プライバシーが確保しにくい
大部屋ではカーテンで仕切られているとはいえ、会話や診察内容が周りに聞こえてしまうことがあります。
また、電話や面会の際にもラウンジなどに移動する必要があり自由度が低いです。
大部屋デメリット2. 音や光で睡眠が妨げられる
他の患者さんのいびきや話し声、ナースコールの音などで、眠りが浅くなることがあります。
また、早朝や夜間の看護師さんの巡回時にライトがつくこともあり、睡眠の妨げになることも。

体調を回復するための入院で、ぐっすり眠れないのはストレスになってしまいますよね。
大部屋デメリット3. 他の患者さんの病状に影響を受ける(かも)
同室の患者さんの体調が悪化した場合、その様子を目の当たりにしたりカーテン越しに気配を感じたりすることで、メンタル面に影響を受けることもあります。
うめき声や苦しそうな声が聞こえてくると、つられて心臓がバクバクしてきたり……。
また感染症のリスクがゼロではないため、免疫力が落ちている場合は特に気をつけておく必要があります。
共有部分を触ったあとには必ず手指消毒をしましょう!
まとめ|自分の優先順位をよく考えて決めよう!

個室と大部屋には、それぞれメリット・デメリットがあります。
- プライバシー重視なら個室
- 静かに過ごしたいなら個室
- 費用を抑えたいなら大部屋
- 人の目がある安心感が欲しいなら大部屋
どちらを選ぶかは、自分が何を優先したいか?によって変わります。
今回の記事を参考に、ご自身の予算、性格、入院期間や入院中の過ごし方を考えて、合っている方を選んでみてください。
入院生活を少しでも快適に過ごせますように*^^*